CPマークとは

CPマークの意味

CPマーク

「防犯」Crime Preventionの頭文字「CP」を図案化したもの。

CPマーク 防犯性能の高い建物部品の目録の公開

平成16年4月1日に警察庁から公表されました。

防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議により防犯性能の高い建物部品(防犯フィルムなど)が公開されました。 防犯建物部品は、官民合同会議の 防犯性能試験に合格した製品です。

官民合同会議とは

侵入手段の巧妙化に対処し、侵入犯罪を防止するためには、建物部品の防犯性能を高め、これを普及させていくことが重要です。

平成14年11月、警察庁、国土交通省、経済産業省は、建物部品関連の民間団体とともに「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」を設置しました。

試験項目と抵抗時間

1.防犯フィルムの防犯性能の試験に関する細則に定める試験項目

打ち破りについて8回以上、こじ破り及び焼き破りについて5分以上の抵抗性能を示した商品。

こじ破りとは?

こじ破り

ドライバーを使い、窓ガラスをこじって割り、手が入る大きさまで開口する。

打ち破りとは?

打ち破り

バールを使い、窓ガラスを割り、手が入る大きさまで開口する。

焼き破りとは?

焼き破り

ガスバーナーを使い、加熱して割り、手が入る大きさまで開口する。

2.同一の素材(ポリエステル)で、厚さが同等以上であるものも防犯性能の高い建物部品に該当する

防犯性の高い建物部品を防犯建物部品とよび、下記の条件を満たすとのCPマークを表示することができます。

付帯条件
  • 窓サッシには、サブロック付クレセントと補助錠を合計2箇所以上に取り付けてあり、かつ施錠されていること。
  • 防犯フィルムを貼付けするガラスは、フロートガラス5mm以上の厚さのものとする。
    なお、複層ガラス等に使用する場合も、5mm以上の厚さのフロートガラスに貼付すること。
  • 防犯フィルムの貼付に用いる接着剤は、ウインドウフイルム工業会が指定するものとする。
  • 上記のほか、施工・使用に関する条件については、ウインドウフィルム工業会が規定・推奨する基準によること。
施工中

ブルーアクアが施工、工事した防犯フィルムは「CPマーク」を取得することが可能です。

CPマークの認定を受けた防犯フィルムを使用したとしても、その貼り付け方や使用方法が適切に行われていない場合は、防犯フィルムの性能が十分発揮されない場合があります。

CPマークを取得するためには、防犯フィルム施工技能者が責任を持って施工、工事しなければなりません。

注意事項

CPマークは「侵入に5分以上かかれば7割の窃盗被疑者があきらめる」との調査結果に基づき官民合同会議が定めた防犯性能試験に合格したことを示すものですが、あらゆる状況で5分以上の侵入を防ぐ性能を保証するものではありません。